■無化調の『豚骨魚介』ラーメン
『本八幡』駅に直結した商業施設『シャポー本八幡』の東側にある出入口から『タリーズ』前を左折し北側へ向かいます。突当りまで進むと右手にお店が見えてきます。駅からは徒歩2~3分ほどです。
お車の場合は『本八幡駅』周辺の有料駐車場が停めやすいでしょう。
外観は黒を基調とした看板が目印。和食店のような落ち着いた雰囲気です。
3月中旬の土曜日18時30分頃にお伺いしました。行列のできる人気店ですが、この日はタイミングよく並ばずに入店できました。
店内すぐ右手の券売機にて食券を購入します。お席に着いたら食券をお渡しする方式です。
内装は少し照明が落とされ隠れ家のような趣きある雰囲気で、厨房に面した9席のL字カウンターはお席とお席の間隔が程よい広さでゆったりとしたお食事の時間が過ごせるでしょう。
【特製らーめん】
900円(2018年3月現在)
クリーミーな白湯の白濁にかえしが混ざることでブラウンをあやなしたスープは豚骨醤油のもつ特有の美しい彩り。
少しとろみのあるスープはざらつきが全くない滑らかさで、作り手の手間暇をかけた丁寧な仕事も伺えます。
ひと口スープをいただくとまず『煮干し』を中心とした魚介出汁の風味が口いっぱいに広がりすぐに『豚骨』を中心とした動物系スープの甘みや旨みが押し寄せます。
豚骨の甘みを感じたかと思えば、ほんのりと感じる煮干しの苦みや節の旨みなど複雑で奥行きの深さは特筆すべきところ、雑味がなく端麗な味わいながらも旨みは濃厚で、思わず飲み干してしまう美味しさです。
こちらのお店のスープは『化学調味料』や『油脂』『魚粉』を使わず、魚介食材もあまりラーメンでは使われない食材を含め『7種類』をブレンドしているそうです。
麺は『三河屋製麺』の中細ストレート麺。『三河屋製麺』は『ミシュランガイド東京』掲載店の『きなり』や『金色不如帰』『GOTTSU』など全国200店以上にそのお店に合ったオリジナルの麺を提供し、京都の老舗製麺所『麺屋棣鄂(ていがく)』と並び称される製麺所です。
茹で加減も抜群で口の中で『パッツン』と切れる心地よさとコシの強さを味わえます。
濃厚なスープに押し切られることなく噛みしめるごとに小麦の香りがふわりと広がりスープとの相性は抜群です。
器を覆う大きなチャーシューは真空低温調理されたしっとりと柔らかいタイプで、噛みしめるごとに肉本来の旨みが広がります。
味玉も出汁の味が良くしみ込んだ味わい深い一品です。
【つけめん】
800円(2018年3月現在)
つけ汁は甘みを感じさせる豚骨に香り高い魚介系の出汁が効いた濃厚な味わい。
魚介系の風味が色濃く感じられますがクセや臭みが無く旨みが凝縮されています。
粘度は低めで上品ですが麺との絡みが丁度よい加減です。
麺は『三河屋製麺』製の中太ストレート麺。
茹で加減は抜群でもちもち感とコシのバランスが秀逸。
濃厚なスープとしっかり絡んでいますが、噛みしめるごとに小麦の風味も感じられる美味しい麺です。
細切りにされた『チャーシュー』『めんま』がつけ汁の中に込められており、異なる二つの食感が単調になりがちなつけ麺の味わいにアクセントをもたらしています。
こちらも美味しい一品です。
【チャーシュー丼】
300円(2018年3月現在)
香ばしく炙られたチャーシューがたっぷりとご飯の上に盛られネギがアクセントとなる一品。
炙られることで旨みを増したチャーシューが絶品。
甘いタレが少し焦げることでカラメル状になり、肉汁と相まって最高の味わいです。
無化調で丁寧に作られた味わい。お店の雰囲気も良くオススメのお店です。
【紹介した料理以外の代表的なメニュー】
らーめん 700円
らーめん太麺 750円
特製つけめん 1,000円
【らーめん木尾田までの交通】
千葉県市川市八幡2-12-8
【駐車場】
無 近隣に有料駐車場複数有り
【電車の場合】
『本八幡』駅より徒歩約2~3分
『京成八幡』駅より徒歩7分
【営業時間】
平日
11:30~15:00 18:00~23:00
土・日・祝
11:30~21:00
スープ売切れで営業終了の場合もあります。
【定休日】
火曜日

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