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■『日本を代表するパン職人』

地下鉄『日本橋駅』から直結の『日本橋タカシマヤ』の地下にお店はあります。

 

店名の『シニフィアン シニフィエ』は、フランス語で『シニフィアン』が『意味するもの』つまり言語記号の表現面を表わし、『シニフィエ』が『意味されるもの』つまり概念を表わしています。少し難しいですが、いわゆる言語学用語です。

 

シェフの『志賀 勝栄』氏は、新潟県出身。上京した際に食べたパンの味に感動しパン職人の道へ進みます。『アートコーヒー』を経て『カフェ・アルトファゴス』シェフ・ブーランジェに就任。『パティスリー・ペルティエス』『ユーハイム・ディー・マイスター丸ビル店』『フォートナム・アンド・メイソン』などを経て2006年東京・世田谷にお店を開きます。

 

そして、瞬く間にパン好きにその名を知らぬ者はいない名店となりました。『食べログ』パン部門で全国ランキングトップ10に入るなど、雑誌やTVでも高い評価を受けている大人気店なのです。

この日は本店ではなく『日本橋タカシマヤ店』にお伺いしました。

 

■酵母まで手作り

その人気の秘密はパンの特徴にあります。

 

こちらのお店は、生地を膨らますのに使う『酵母』をシェフが自家培養している『自家培養発酵種』いわゆる『天然酵母パン』のお店なのです。

『自家培養発酵種』を使用したパンは、複数の酵母菌や乳酸菌を含むため、イーストを使用した通常のパンと比べて独特の旨味、風味、食感が生まれます。

 

また、長時間発酵により素材の旨味を引き出し、生地が発酵する際に醸された様々な香りが含まれるガス(気泡)を積極的に残し、パンの味わいにつなげているそうです。

オーブンも煉瓦を積み上げて造られた特製ガス窯。ガスの炎によって美味しさと水分をしっかりと封じ込めています。

 

 

■パン オ ヴァン

1/4  950円(2018年4月現在)


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赤ワインを使い練り上げたパン。 具材は(白イチジク煮、クランベリー、ピスタチオ、クルミ、アーモンド、カシューナッツ、マカダミアナッツ)



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特筆すべきはその重さ。パンとは思えないほどのズッシリとした重さです。


この重さの正体は具材。パン生地よりも具材のほうが多く、また、具材の種類も多いので、食べるごとに別の食感と味が現れ、最後の一口まで同じ味には出会いません。

 

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ひと口頂けば、赤ワインの芳醇な風味が広がり、微かにシナモンの爽やかなが香り抜けていきます。食べ進めると次々にナッツのカリッとした食感が現れしっとりと柔らかいクラムへのアクセントとなり、このナッツ類の香ばしさと生地の甘みドライフルーツの酸味が一体となり最高の味わいを作り出しています。



■パン オ ノア

ハーフ 972円(2018年4月現在)

 

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生地にたっぷりの『クルミ』と『ピーカンナッツ』が入ったパンです。

カリッとしたクラストと、しっとり『モチモチ』したクラムのコンストラストが絶妙。

 

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このもっちりした弾力は『ジャガイモ』を練り込むことで造りだされ、ほんのりグレーがかった生地はクルミの自然の色が生地に染み込んだものです。



■スペルト ルヴァン

ハーフ 756円(2018年4月現在)

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古代小麦と呼ばれる『スペルト小麦』を使用し長時間発酵させたパンです。




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『スペルト小麦』を50%に『スペルト小麦』の全粒粉を50%配合した香りの豊かさが特徴で、『ルヴァン』種特有の『ほんのり』とした酸味と『全粒粉』の口当たりが絶妙の野趣あふれる一品です。



■パン オルジュ

ハーフ 864円(2018年4月現在)

 

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『レーズン』と『くるみ』『ヘーゼルナッツ』がたっぷり入ったパン。

『大麦』を配合した生地に『いちじくを煮た赤ワインシロップ』仕込み焼き上げたパンです。

『オルジュ』はフランス語で『大麦』を意味します。

 

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クラストはカリッとした仕上がり、クラムはモチモチとした食感で、定番の『レーズン』と『ナッツ類』という組み合わせは相性抜群。ここに、このお店ならではの大麦と赤ワインの香り高い生地が加わり深みのある多重な味わいを作り出しています。



■抹茶かのこ

ハーフ 972円(2018年4月現在)

 

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たっぷりと練り込まれた『抹茶』の風味が楽しい一品。京都の抹茶やイタリアのはちみつ、北海道のかぼちゃペーストなどを練り込んでしっとりとした生地に、北海道産の3種類のかのこをたっぷり入れて焼き上げています。



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『小豆』と『手亡豆』に『青えんどう豆』の『かのこ』がホクホクした食感と甘みを彩ります。『伊予柑』のピールも織り込められており、香りと食感に絶妙なアクセントを加えてくるスィーツのような一品です。

 



パンを焼かれる方の中には、ご自分で『種を起こす』ことにチャレンジなさる方も多いかと思います。私も基礎的ですが『ヨーグルト』や『レーズン』で種をおこして焼いたことがあります。『種をおこすこと』自体は難しくありませんが、発酵力が弱かったり酸味が強くなりすぎたりと安定させることがとても難しい行程でもあります。

 

こちらのお店で作られる『発酵種』は、ライ麦など穀物などから起こされたものやフルーツから起こしたものまでこだわりの『発酵種』で、その焼き上がりから、作り手の手間暇をかけた丁寧な仕事も伺えます。

 

 

『どんなパンがお好きですか?』パンを選んでいるとスタッフの方が声をかけてくださることもしばしば。


どんな食べ方がオススメか、お客様にあったパンはどのパンか、そうしたお客様とのコミュニケーションの中でいろいろ提案をしてくださるのも『シニフィアンシニフィエ』の特徴であり、多くの人に愛される理由でもあります。

 

【シニフィアン シニフィエ 日本橋タカシマヤ店 (Signifiant Signifie) までのアクセス】

東京都中央区日本橋2-4-1日本橋タカシマヤ B1F

 

 【駐車場】

 

高島屋駐車場利用:有料 買い物金額に応じたサービスあり

提携Pも複数有り 

 

【電車の場合】

地下鉄『日本橋駅』から直結

 

【営業時間】

10:3019:30

 

【定休日】

不定休(高島屋に準ずる)

 

【公式HP】

http://www.signifiantsignifie.com/


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