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JR「駒込駅」東口から出て右手に豊島区立駒込図書館を見ながら、商店街を少し進みます。
突き当たりを左折して左手に紳士服専門店が見えたら路地を右折すると、お店があります。

12月上旬の金曜日18時15分頃にお伺いしました。
行列もできる人気店ですが、この日は外待ち15分程で入店できた上
入れ替えのタイミングがよく、店内の待ち合い席での待ち時間はありませんでした。


【12月上旬平日夜の待ち状況】
18:15 並び1
18:45 並び中3、外7


こちらのお店は「ミシュランガイド東京2018」にて。ミシュランビブグルマンに初選出されたラーメンの名店。

ミシュランビブグルマンとは星は取得していないものの
5,000円以下で楽しめるとしてミシュランガイドで紹介されているお店のことで

ミシュランのコーポレートキャラクター「ビバンダム」の愛称である「ビブ」と
食いしん坊を意味する「グルマン」を掛け合わせて「ビブグルマン」となっています。

東京に約3,300店以上あるというラーメン店の中から
ミシュランガイド東京2018で選ばれているのは
1つ星2店舗
ビブグルマン24店舗の計26店舗なのです。
(データ引用:都道府県別統計とランキングで見る県民性 2017年11月現在)

外観は蕎麦屋や和食店をイメージした趣のある建物。

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食べ終わったお客様が外に出て、お席の準備が完了して、中待ち合い席のお客様がカウンターに移動したら、店内に入ります。

一歩踏み入れると店主の気持ちの良い挨拶が出迎えてくれます。
まずは、店内奥にある券売機にて食券を購入し、その横にある3人分の店内待ち合い席で待ちましょう。
コートやスーツの上着を掛けるハンガーラックが「券売機」横に用意されているのもこの季節に嬉しい配慮です。

お席は厨房に面したL字カウンターがこの日は6席。
小さいながらも綺麗な店内は、割烹や寿司屋のような白木を基調としたカウンターが特徴的。

店主の優しいお人柄が、このお店を温かい雰囲気で包み込んでおり、女性お1人での来店も見られます。

今回は「味玉白醤油そば」をいただきました。

【味玉 白醤油そば】
880円(2017年12月現在)

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まず特筆すべきは、その美しさです。
透き通った黄金色のスープに香味油の輝きがコンストラストをあやなし、三つ葉と小松菜の緑色が彩りを添えた美しき一杯。

中華料理のスープの中でも一層手間のかかる技法”清湯スープ”を彷彿とさせる
”黄金色に輝く澄み切ったスープ”からは作り手の手間暇をかけた丁寧な仕事も伺えます。

一口スープをいただくと、まず広がるのは魚介出汁の芳醇な香り。
それから複雑で奥深いスープの旨みがあふれだします。
白醤油の風味が特徴的ですが、べースの味わいは王道の鶏醤油清湯で
動物系スープと節などの魚介出汁が絶妙のバランスです。

こちらの「白醤油そば」は、雑味が出ないように抽出した鶏だしに、煮干しや4種の節を用いた出汁を合わせたスープで、返しにもこだわり、白醤油にシェリー酒を合わせ仄かな酸味を加えることでスープをうまく纏めているそうです。

白醤油の原料は小麦がほとんどで、大豆は少量が使われます。
小麦が主原料なので糖分が高く、ほんのりとした甘みと香りが特徴で、料亭の懐石料理などでよく使われます。


麺は「三河屋製麺」の中細ストレート麺。
「三河屋製麺」は同じミシュランビブグルマンの「金色不如帰」など全国200店以上にそのお店に合ったオリジナルの麺を提供しており、京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂(ていがく)」と並び称される製麺所です。

タイマーできっちり測り、その間に手際よくスープの準備をなさるので、茹で加減は絶妙。口の中で「パッツン」と切れる心地よさとコシの強さを堪能でき、噛みしめるごと小麦の香りがふわりと広がる美味しい麺です。
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器の彩を飾るトッピングは「豚チャーシュー」「鶏チャーシュー」「 メンマ」「小松菜」「三つ葉」「のり」そして「味玉」と豪華 

真空低温調理の技法を用いられたチャーシューは鮮やかなロゼ色。ローストビーフのような鮮やかさですがもちろん芯まで火はしっかり通っています。繊維が高熱により崩れることを防ぐので、柔らかくジューシーで噛みしめるごとに肉本来の旨みが溢れる美味しさです。

鶏チャーシューも低温調理で仕上げられた一品で、こちらも下味がしっかりとしており上品なスープとよく合います。


メンマは同じミシュランガイド店の「蔦」や「金色不如帰」などと同じく穂先部分の柔らかいところだけを使用した長いタイプ。下味がしっかりとしており、シャクシャクした食感が楽しくも味わい深い一品です。
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三つ葉は野趣あふれる香りとほのかな苦みがスープの甘みと風味を際立たせます。
小松菜は歯ごたえがしっかりした茹で加減で、お鍋をいただいたかのような満足感に誘います。

味玉は黄身の味わいが濃厚。理想的な半熟状態で出汁がよくなじんだ素晴らしい味わいです。


王道の醤油清湯を極限まで追求し洗練させたかの味わいで、トッピングに至るまで丁寧な仕事が伺えます。他のメニューもぜひ頂きたい名店です。

【紹介した品以外の代表的なメニュー】
塩そば     880円
赤味噌そば   900円

【麺処 きなりまでのアクセス】
東京都北区西ヶ原1-1-15

【駐車場】



【電車の場合】
JR「駒込駅」東口から徒歩5分
地下鉄「駒込駅」5番出口から徒歩5分

【営業時間】
11:30~14:00  17:30〜21:00

【定休日】
土・日・祝

公式アカウントをチェックしてみてください
https://twitter.com/kinari69784318




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