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■白金に咲く一輪の薔薇

『白銀高輪』駅4番出口から正面のエスカレーターを上り右手へ。公園を抜けるとすぐにお店が見えてきます。

ローズという店名にふさわしく、店全体が赤一色でおおわれ金色に輝くバラのロゴが鮮やかです。

 

こちらのお店の田中貴士シェフは素晴らしいキャリアを積み上げてきた超一流のパティシエ

『タイユバン・ロブション』『BENOIT(ブノワ)』を経てフランスに渡り『デ・ガトー・エ・デュ・パリ(desGATEAUduPAINParis)』にてスーシェフを任されます。

帰国後フランス料理界の巨匠『アラン・デュカス』氏がプロデュースする『be』『BENOIT(ブノワ)』のシェフパティシエ、日本の『ピエール・エルメ・パリ』でスーシェフを務めた後に独立『パッションドゥ ローズ』の開店に至ります。

 

この『パッション ドゥ ローズ』が提供するケーキは、フランスのオーセンティックな郷土菓子がメイン。

リキュールや甘みの強さが特徴のため、決して『日本人の万人好み』とは言えない『フランス菓子』をベースとしたケーキながらも、シェフオリジナルのアレンジを少し加えることで、リキュールや甘さを抑え、子供から大人まで楽しめる普遍的な美味しさを作り上げています。

 

そのケーキに使う素材は旬のフルーツをはじめ厳選されており、ゼリーやジェルも市販品を使わずに手づくりというこだわりようです。

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店内の装飾も洗練されたお洒落な雰囲気。お店にはイートインスペースが用意され、店外にテラス席が2席、店内右手にも2席が用意されています。

正面には店内の赤に対して白が映えるひときわ明るいショーケースに美しいケーキ達が並んでいます。左手には焼き菓子やジャムが並べられています。

 

この日はお店のスペシャリテである『ローズ』と『パッション』にフランスの伝統菓子である『サヴァラン』『ポンヌフ』をテイクアウトで頂きました。

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■その美しさは本物よりも薔薇らしく

【ローズ】 

580円(2018年2月現在)

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薔薇の花を模した『薔薇のケーキ』このお店の店名を冠したスペシャリテです。

 

見た目は薔薇ですが、ローズフレーバーは使用されておらず、土台はパートシュクレにラズベリージャムが敷かれ、ビスキュイショコラが折り重なる三層仕立て。

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薔薇の花びらの芯にはガナッシュが置かれるこだわりようで、その表層を周囲を包むようにマスカルポーネ入りのフランボワーズクリームで模られた花びらが折り重なっています。

 

テクスチャーの異なるショコラとベリーの甘さとほろ苦さが幾重にも重なり合い、絶妙な味わいを作り出しています。

 

中でもクリームで模られた花びらは舌の上でふわりと消えてなくなる素晴らしい口どけ。

 

チョコレートベースにベリーという定番の組み合わせながら『フランボワーズクリームの口解けの良さ』が『パッションドゥ ローズ』ならではの味わいを奏でています。

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この精巧な花びらは、一枚一枚、丁寧に絞り出したもので、ゼラチンを搾れるギリギリの量にすることで食感にもこだわっています。

また、本物の花に一つとして同じものがないように、このケーキの花びらもあえて一つずつ違いが出るようにこだわっているそうです。

 

午後の早い時間に売り切れることが多いそうなので、早めの時間にいらっしゃることをお勧めいたします。 

 

■もう1つのスペシャリテ

【パッション】

580円(2018年2月現在)

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鮮やかな黄色のケーキ。このお店の店名を冠したもう1つのスペシャリテです。

 

土台はレモン風味のジェノワーズ生地。ドーム状のパッションクリームの中には赤すぐりのジュレが入り、飾りの花も砂糖菓子で食べられます。

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ムース仕立てのパッションクリームは濃厚な味わいながらも軽やか。

 

パッションクリームの甘みにジェノワーズとジュレの酸味がコンストラストをあやなし、舌の上で複雑かつ多重な味わいを奏でる素晴らしい一品です。

 

■フランスの伝統菓子

【サヴァラン オ アルマニャック】

500円(2018年2月現在)

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一般的なサヴァランはラム酒を使用しますが、こちらではフランスの2大ブランデーの1つアルマニャックを使っているのが特徴です。

 

アルマニャックを加え柑橘とバニラで香りをつけたシロップがひたひたに浸み込んだブリオッシュ生地はとてもジューシー。

噛みしめるごとにアルマニャックの香りとバニラの香りが広がり、添えられた生クリームと相まって最高の美味しさを奏でています。

 

本場のサヴァランと比べると、かなりリキュールを抑えた味わいなのでお酒が苦手な方でも美味しくいただけます。

 

シンプルなフランスの伝統菓子で、ワインやラム酒をしみこませたものがサヴァランやババと呼ばれますが現在では明確な境界線はなく一般的に円筒形のものがババと呼ばれることが多いようです。

 

【ポンヌフ】

550円(2018年2月現在)

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ラズベリーの赤とパウダーシュガーの白が見た目に鮮やかなこのお菓子。

香ばしい外側のパイ生地の中にモッチリした生地が詰まっており、リンゴのコンポートが味わい深い一品です。

 

ポンヌフとはセーヌ川にかかるパリの橋で

セーヌ川に浮かぶ「シテ島」にかけられています。

 

表面の十文字のパイが橋を

その他の生地がシテ島を表しているそうでこちらも伝統的なお菓子です。

 

支社がある関係でフランスによく滞在しておりましたが『ポンヌフ』は本場でもこの特徴的な形。『クイニーアマン』等とともにお店でよく見かける定番のフランス菓子です。

 

ホワイトデーに薔薇のケーキなんていかがでしょうか??
 

超一流のパティシエがフランス菓子の伝統を元に織りなすケーキはまさに唯一無二の味わい。日本トップクラスのパティシエが織りなす素晴らしい世界をぜひ味わってみてください。

 

【パッション ドゥ ローズ までのアクセス】

東京都港区白金1-13-12

 

【駐車場】

無  

 

【電車の場合】

都営地下鉄 三田線・東京メトロ 南北線「白金高輪駅」4番出口より、徒歩2

【営業時間】

10:0019:00

 

【定休日】

火曜日

 

【公式HPなど】

https://www.facebook.com/Passion-de-Rose-パッション-ドゥ-ローズ-729943850358105/


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