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外は香ばしい生地がカリッと、中は甘い餡子がぎっしりで、見た目は可愛らしい『鯛』の形。そんな昔ながらの人気スィーツ『たい焼き』の名店がこの人形町にあります。

 

■創業は1916年『東京三大たい焼き』の名店

『人形町』駅から『東京水天宮』方面へ。『甘酒横丁』交差点から浜町方面に進むとお店があります。

 

暖簾に書かれた『高級たい焼き』が目を引きますが、人形町の観光案内によると、これは砂糖が希少だった時代にも代用品を使用せずに本物の砂糖を使い続けたというこだわりの名残だそうです。

 

こちらのお店は、四ツ谷の『わかば』麻布十番の『浪花家総本店』に並ぶ『東京三大たい焼き』と称される名店です。

 

お店の正面が焼き場で隣が会計、奥には厨房が併設されています。行列は会計から店内奥で折り返し、店外へ出て焼き場前から交差点を向かって左に降りて伸びていきます。

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2月中旬の土曜日12時30分頃にお伺いしました。開店直後ということもあり行列は長く伸びておりましたが、手際よく販売されていくので待ち時間は20分ほどで購入できました。

 

【2月中旬 土曜日 12時30分頃の行列状況】

12:30 待ち人数 40名

12:50 待ち人数 45名

 

 ■たいやき 

150円(2018年2月現在)

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なんといってもこちらの『たい焼き』の特徴は天然ものとよばれる『たい焼き』であることです。

 

実は『たい焼き』には『天然もの』と『養殖もの』があり、その違いは『焼き方』にあります。『養殖もの』は『たこ焼き』のように鉄板の型を使い複数個を一度に焼きあげる手法。

 

それに対して『天然もの』は特製の型を用い文字通り焼き魚のように1匹1匹火にくべて焼き上げていきます。これは決して『味』の優劣を分けたものではありませんが、『天然もの』にしかない焼き上がりの香ばしい香りやパリパリした食感は『天然もの』ファンを魅了し続けています。

 

まずは焼きたてを1匹いただきます。焼きたては餡子がとても熱いのでやけどしないように注意してください。

 

『たい焼き』に限らずですが、お持ち帰りの場合は、あえて少し熱が取れるように持ち歩くのが良いでしょう。生地が湿気でダレず、温めなおしたときにパリッとします。

4個以上購入すると、経木で包んでくれるため、蒸れすぎない状態で持ち帰れます。


 

特筆すべきは餡子の食感。甘さ控えめで塩気も抑えられた粒餡は、小豆の食感をしっかり残したタイプで、柔らかくも豆の形がしっかり残っています。これが薄めながらモチモチした生地と相まって最高の味わいを作り出します。

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生地は外側がパリパリッとした香ばしさで『天然もの』ならではの心地よい食感。焼きの焦げ目の香りも食欲を刺激します。

 

こちらのお店のたい焼きは、上質な北海道産の小豆を毎日開店前に炊き上げ、精度の高い砂糖を使用することで上品な甘さに仕立てているそうです。

 

既製品を除けば多くのお店が前日に炊き1番寝かせて甘さを馴染ませますが、この餡子は寝かせの時間が少ない分、他のたい焼き屋に比べて小豆の風味がダイレクトに伝わってきます。

 

『たい焼き』の発祥は明治時代。今川焼から派生したと言われる『たい焼き』は、当初みな『天然もの』でした。

 

しかし、2kg以上ある重い型を手に持ち、生地を流し込み、餡子を詰め、また生地を流してから火にくべ、途中でひっくり返しながら焼き上げ、焼き終わったら持ち上げて型から抜くという作業は、とてつもなく重労働です。

 

それを複数、しかも長時間というのは相当な体力を必要とすることと、焼くのに手間も時間も掛かるため、次第に焼くのが楽で、しかも複数個が一度に焼ける鉄板型、いわゆる『養殖もの』が主流となりました。

 

今では『天然もの』の『たい焼き』を提供するお店は全国でも稀となっています。

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  東京三大たい焼き 右 柳屋 左 浪花家総本店

そんな貴重な『天然もの』を今に伝える柳屋の『たい焼き』。外はパリッと香ばしく中はモチモチした生地は一食の価値がある名品です。

 

【柳屋 (やなぎや)までのアクセス】

東京都中央区日本橋人形町2-11-3

 

【駐車場】

無  

 

【電車の場合】

人形町駅から徒歩約3分

 

【営業時間】

12:3018:00

 

【定休日】

日曜・祝日


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